東京都心で家を買うとき、必ずぶつかる悩みがあります。
「新築マンションを買うべきか」
「それとも管理の良い築50年前後のマンションか」
価格差は数千万円。
しかも住宅ローン・老後・資産価値まで絡むため、感情で決めると後悔しやすいテーマです。
この記事では、
都心在住・実需目線+資産防衛の観点から、
2026年2月時点での「正解に近い考え方」を整理します。
2026年の東京都心マンション市場の前提
まず、現状を押さえておきます。
- 新築マンション価格:高止まり(都心平均1億円超)
- 金利:変動金利は1%前後、固定は上昇基調
- 建築費:人件費・資材高で下がる要素が少ない
- 中古市場:立地と管理で二極化
つまり、
「新築が安くなるのを待つ」は、現実的ではない
という前提で考える必要があります。
新築マンションを選ぶメリット・デメリット
新築のメリット
- 最新設備・断熱・耐震性能
- 修繕リスクが当面小さい
- 住宅ローン審査が通りやすい
- 心理的満足度が高い
特に、
共働き・子育て世帯・忙しい人にとっては
「何も考えなくていい」という価値は大きいです。
新築のデメリット
- 価格が高い(立地妥協 or 借入増)
- 購入直後から価格が下がりやすい
- 固定資産税が高め
- 将来の金利上昇リスクを受けやすい
新築は「快適さ」を買う代わりに、
資産効率は犠牲になりやすい選択です。
管理の良い築50年マンションの実力
「築50年」と聞くと不安になりますが、
都心ではまったく別の評価軸になります。
管理の良い築古マンションの条件
- 駅近・都心立地
- 修繕積立金が十分に貯まっている
- 長期修繕計画が機能している
- 管理組合が機能している
- 過去に大規模修繕・耐震補強済み
これらを満たす物件は、
**“中身は現役”**です。
築古マンションのメリット
- 価格が抑えられる(新築比で3〜5割)
- 管理状態が「実績」で見える
- 立地価値が下がりにくい
- 住宅ローン完済が早い or 借入額を抑えられる
- 老後の住居費リスクが小さい
特に重要なのは、
**「住居費を人生後半で軽くできる」**点です。
築古マンションの注意点
- 見た目・設備は古い
- 管理が悪い物件は一気に価値が落ちる
- ローン期間が短くなる場合がある
- 将来の建て替え議論の可能性
つまり、
**「管理を見抜けるかどうか」**がすべてです。
住宅ローンで考える「本当の差」
新築の場合
- 借入額:大きくなりがち
- ローン期間:35年フル
- 金利上昇の影響:大
- 定年後も返済が残る可能性あり
→ 人生の自由度は下がりやすい
築古マンションの場合
- 借入額:抑えやすい
- 繰上返済しやすい
- 定年前完済が現実的
- 金利上昇リスクが限定的
→ 将来の固定費が読みやすい
住宅ローンは「組めるか」ではなく、
「老後まで安全か」で考えるべきです。
結論:どちらを選ぶべきか?
新築が向いている人
- 住まいの快適性を最優先したい
- 収入が安定して高い
- 長期ローンに不安がない
- ライフスタイル変化が少ない
管理の良い築50年マンションが向いている人
- 都心立地を最優先したい
- 住宅ローンを早く終わらせたい
- 老後の住居費を軽くしたい
- 資産防衛を重視したい
「資産として合理的なのは、管理の良い築古」
「生活の快適性を取るなら、新築」
この整理ができれば、迷いは消えます。