実際NISAってどうなの?メリットとデメリットをゆるっと解説🐢
こんにちは、NISA(ニーサ)を使ってコツコツ資産づくりをしているカメさんです。
「みんなNISAって言ってるけど、よく分からない」「メリットばかり聞くけど、注意点は?」
そんな疑問を持っている方に向けて、最新のNISA制度(2024〜2025年版)をわかりやすく解説します。
✅ NISAってなに?【初心者向けにやさしく解説】
NISAとは、投資で得た利益に税金がかからない制度です。通常、投資の利益には約20%の税金がかかりますが、NISA口座での利益は非課税になります。
2024年1月からは「新NISA」となり、大きく進化しました。
| 新NISA(2024〜)のポイント | 内容 |
|---|---|
| 非課税期間 | 無期限 |
| 年間投資上限 | 最大360万円(つみたて枠120万円+成長投資枠240万円) |
| 生涯投資上限 | 1,800万円まで(うち成長投資枠は1,200万円まで) |
| 対象商品 | 投資信託、ETF、個別株など(一部基準あり) |
✅ NISAのメリット(2025年時点)
◆1. 利益に税金がかからない
通常は利益の20.315%が税金として引かれますが、NISAでは非課税。
将来の資産形成を効率よく進めたい人に向いています。
◆2. 少額から始められる
つみたて枠なら月100円から投資可能。高校生・大学生・社会人1年目でも始めやすい制度です。
◆3. 長期分散投資と相性が良い
低コストなインデックスファンド(例:eMAXIS Slim、SBI・Vシリーズなど)と組み合わせることで、手数料を抑えながら長期で資産形成ができます。
◆4. 非課税期間が無期限に
旧制度のような「5年・20年ルール」がなくなり、長く保有すればするほど複利効果が活かせる仕組みになりました。
⚠ NISAの注意点・デメリット
◆1. 損失が出ても税金控除はできない
課税口座なら損失を翌年以降に繰越できますが、NISAでは不可。
→「損益通算」「損失繰越」が使えません。
◆2. 一度使用した投資枠は、その年は戻らない
たとえば1月に100万円分投資→売却しても、その年の100万円分の枠は使った扱いになります。
◆3. 投資商品は自分で選ぶ必要がある
NISAには元本保証はありません。
選ぶ商品の内容・リスクを理解したうえで投資することが大切です。
✅【結論】NISAは「資産形成の基礎」として優秀
・非課税のメリットが大きく、長期投資に向いている
・ただし“元本保証ではない”こと、損益通算できない点には注意
・少額から始めて、時間を味方にすることが大切
🐢カメさんのワンポイントアドバイス
「NISAは“増やすための制度”というより、“減らさないように税金を守る制度”。焦らず、自分のペースで続けることが、将来の安心につながります。」