FXコツコツ貯めてドカンを防ぐ!カメ流FX資金管理の極意

「コツコツ貯めてドカンで全部吹っ飛ばす」──昔のカメさん(私)はまさにこれの常習犯でした。
でも、ちょっとした資金設計とルール化で、退場リスクはぐっと下がります。今回は初心者〜中級者向けに、やさしく・実践的にまとめます。読み終えたら今日から1つだけルールを変えてみてくださいね。🐢
目次
- 序文
- 「コツコツドカン」とは何か?
- 資金管理の基本(考え方と公式)
- カメ流:具体的ルール(5分割案を含む)
- 実例(数値で見る耐久力)
- まとめ:今日からできる3つのこと
序文
FXで長く続けるコツは「勝ち続けること」より「退場しないこと」です。
勝率や予測の話も重要ですが、それ以前に資金が吹き飛ばない仕組みを作ることが何より大切。資金管理は味気ないけれど、勝ち続けるトレードよりも確実にあなたの資産を守ってくれます。
コツコツドカンとは?
「コツコツドカン」は、小さな勝ちを積み重ねる一方で、たった一回の大敗(ドカン)でそれまでの利益を消し去る現象です。原因は主に:
- 過剰レバレッジ(ポジションが大きすぎる)
- 損切り設定が甘い/未設定
- 同一戦略に資金を集中している(相関リスク)
- 感情トレード(負けを取り返そうとする)
これを防ぐには「ルール化」と「分散」が効きます。
資金管理の基本(考え方と公式)
重要な考え方
- 勝ち負けは確率的:連勝も連敗もあり得る。
- 1トレードのリスクを小さく保つ:一般に「1%ルール」「2%ルール」が推奨される。
- 最大ドローダウン許容値を決める:例えば口座ごとに最大ドローダウン20%など。
- 相関を下げる:通貨、時間軸、戦略を分ける。
基本公式(シンプル)
- リスク金額(円) = 口座残高 × リスク率(例:1% → 0.01)
- ポジションサイズ(考え方) = リスク金額 ÷(損切り幅(pips) × 1pipsあたりの価値)
(※pipsあたりの価値は通貨ペア・ロット数で変わるので、ブローカーや電卓で確認してください)
カメ流:具体的ルール(五分割案を含む)
1) まずは口座を5分割してみる(例)
総資金:1,000,000円 → 5分割 → 各口座 200,000円
(※「5回全損しても大丈夫」という心理的な安心が得られるのが狙い。ただし過信は禁物。)
各口座の役割例
- 口座A:短期デイトレ(高速でエントリー→利確)
- 口座B:スイング(数日〜数週間)
- 口座C:スワップ運用(長期)
- 口座D:新戦略のテスト用(小ロット)
- 口座E:予備(復活資金・低リスク運用)
2) 1トレードのリスクは口座の1%〜2%を目安に
口座200,000円 × 1% = 2,000円(=1トレードで失って良い金額)
1%に抑えておけば、連敗にも耐えやすくなります。
3) レバレッジは抑える
個人的推奨:過度なレバはNG。口座ごとに最大レバ上限を設定(例:最大5〜10倍)。証拠金管理で簡単に破綻します。
「レバレッジを抑える」より良い・実践的なアイデア(カメ流)
①【保険つきトレード】方式にする
一つのトレードに“ヘッジ用ミニポジション”を入れる発想。
たとえば、メインが買いなら、サブで売りポジを少しだけ持つ(逆指値で発動するなど)。
- ❌:全力ロング → 逆行 → ドカン
- ⭕️:ロング+小さなショート → 逆行時にショートが利益 → 損失を一部相殺
これは「レバを抑える」というよりリスクを均す方法。
「一発ドカン」に対して「自分保険をかける」ような感覚で、読者の印象にも残ります。
②「ロットは資金ではなく “ストップ幅”から決める」考え方を広める
「ロットは残高から決めるもの」と思っている初心者が多いですが、
実は「損切り幅と許容リスクから逆算する」方が正解です。
📌 例:
- 損切り幅:30pips
- 許容損失:2,000円(口座の1%)
→ 1pips=100円になるように=0.67ロット程度が適切(計算式つきでブログに書けます)
このロジックは、「ドカンを防ぐ合理的なレバレッジ調整法」として使えます。
③「入金は小出しにする。口座に全部入れない」ルール
ブログですでに触れていた「資金5分割」の発展形です。
- 1,000,000円の総資金 → 口座には200,000円だけ入れる
- それでも証拠金維持率は高くなる(=低レバで自然と運用)
💡カメポイント:
FX口座に現金を入れすぎると「余力あるから攻めていいか」と脳が錯覚する。
→ 入金は少額にして「トレードはあくまで限界ありの戦い」と認識させよう。
この心理的ブレーキは、レバ管理以上に「ドカン」対策として効果的です。
④「強制ロスカットの手前で“自分ストップ”発動させる」設計
カメ流ルール:
証拠金維持率が 150%を切ったら即撤退するよう、逆指値か手動ストップを仕掛ける。
理由:証券会社の強制ロスカット(100%)ではドカン発動後なので遅い。
→ 自分ルールで“1段上”で強制終了を入れておくと、口座全損を防げます。
⑤ レバの自動制御テンプレ(読者配布アイデア)
読者が興味を持ちやすいのが、「自分で計算せず使えるテンプレート」です。
たとえば:
資金 | リスク率 | 損切り幅 | 適正ロット(USD/JPY) |
---|---|---|---|
100,000円 | 1% | 30pips | 0.33ロット |
200,000円 | 1% | 50pips | 0.40ロット |
500,000円 | 2% | 25pips | 4.00ロット |
このように、損切り幅 × 許容リスク → 適正ロットが一目で分かる表を作ってブログ読者に配ると好感度アップです。
4) 損切りは必須・ルール化する
- 損切りなしは自殺行為。最初に「損切り幅」を決め、機械的に守る。
- 損切りの決め方は複数ある(サポレジ基準、ATR基準、%基準など)。自分の戦略に合った方法をテンプレ化して毎回使う。
5) 週1回の振り返りと「退場スイッチ」
- 週1回、口座ごとに「勝敗数・平均損益・最大ドローダウン」を記録。
- ある基準(例:口座残高が設定した許容ドローダウンの70%を超えたら)に達したらその口座は一旦停止して見直しをする。
実例:数値で見る「耐久力」
ここでは口座200,000円を例に、リスク率ごとの“耐久力”を見ます。
定義1:固定金額リスク(例:1トレードで2,000円固定損失)
- 200,000円 ÷ 2,000円 = 100回の連敗で口座が枯渇(理論上)。
→ ただし実務ではストップ幅や急変で一発で大きく飛ぶことがあり、この単純計算だけで安心してはいけません。
定義2:口座残高に対する割合損失(例:毎回1%損失)
- 毎回 口座残高の1%を失うとき、口座を半分(50%)にするのに必要な連敗回数は約 69回。
- 毎回2%だと約 34回、5%だと約 14回で同じく半分になります。
(計算は、(1−p)^n = 0.5 を解いて n = log(0.5)/log(1−p) で求めています。結果はおおよそ上記の通り。)
解釈:
- 「1%ルール」がいかに強力かが数字でわかります。1%だとかなり多くの連敗に耐えますが、5%にすると半減までたったの14回。つまりリスク率を下げるほど生存確率が上がるのです。
よくある誤解と注意点
- 「5口座にすれば絶対安全」ではない。
同じ通貨・同じ戦略で分けただけだと、相場の暴落で5口座同時に大きくやられるリスク(相関リスク)が残ります。必ず戦略・通貨ペア・時間軸を分散しましょう。 - 税務面は要注意:口座を増やすと税務処理が複雑になります。損益通算や確定申告の扱いは税理士に確認を。
- 管理コスト:口座が増えるとログ取り・入出金・設定ミスのリスクも増える。管理が煩雑にならないように自動化・テンプレ化を。
トレード前のチェックリスト(出勤前の5分で)
- 今日の経済指標で急変リスクがないか確認(指標発表の有無)。
- 口座残高と最大ドローダウンを確認(許容値超過なら休む)。
- 取引ルール(損切り幅、リスクリワード、ロット)をメモしてからエントリー。
- 連敗モードならロットを落とす。
- トレード後は必ず日誌に「感情・根拠・結果」を記録。
カメさんの失敗(ショートエピソード) — 教訓付き
あるとき、全資金を1つの口座に入れて「急上昇を取りに行く」と意気込んでデカいロットで飛び込んだら、指標で逆方向にふっとばされて一晩で資金の7割を失いました。
そのとき学んだこと:「取りに行く時」こそ資金管理を守る。感情は本当に悪い同居人です。
まとめ:今日からできる3つのこと(すぐ実行)
- 口座を細かく分けて役割を決める(まずは5分割を試してみる)。
- 1トレードのリスクを1%に設定して、必ず損切りを入れてからエントリーする。
- 週1回の振り返りルールを作る(数値で判断、感情は切る)。