円安で海外旅行ムリ?だから株を買ったカメの話

こんにちは、投資歴23年、FXで4回全損、そして人生で一度も海外旅行にビジネスクラスで行ったことがない、地味な節約おじさんことカメです。
最近のニュースを見ていると、円安が加速中。2025年春現在、ついに1ドル=160円台を突破。もはやハワイでパンケーキを食べるには、1枚2,000円超えという悪夢です。
そんな中、僕はある日ふと思いました。
「あれ、もう海外旅行ムリじゃね?じゃあ、その分、株買うか」
今回は、円安が進む今、なぜ“旅行代”を“投資資金”に変えるという判断をしたのか。そして、それが正解だったのか、失敗だったのか。自虐を交えつつ、投資でどうやって“疑似旅行気分”を味わったかまで、全力でお届けします。
1. 円安がカメを海外から遠ざけた話
カメはかつて、若かりし頃にJALの社員割でハワイに行ったことがあります。チキンorビーフ?ってCAさんに聞かれるたび、夢心地でした。でも、2025年現在、円の価値は地に落ちました。
- 飛行機代 → 燃油サーチャージ込みで1.5倍
- 現地ホテル → 円換算で2倍近く
- マクドナルドのセット → 1,600円(もはや叙々苑)
円安+物価高で、海外は“金持ち専用アトラクション”と化しました。
カメの絶望セリフ:
「干し芋3キロ分が、空港の水1本に化けたんだが?」
2. 旅行はムリでも投資はできる!?カメ式発想の転換
悔しくて地団駄を踏んでいたカメは、ある日気づきます。
「行けないことを悔やんでもしゃーない。じゃあ、その10万円で株買ってみよう」
旅行に行くはずだったお金=消える金。なら、それを“資産に変える”使い方にすれば、未来の旅行代になるかも?
- 航空券代10万円 → 高配当株 or ETF購入
- 旅行保険代1万円 → つみたてNISAに回す
- お土産代3,000円 → eMAXIS Slim全世界株へGO!
3. カメが実際に買った銘柄は?
ここで恥を承知で公開します。
銘柄 | 投資額 | 現在の評価額 | 備考 |
---|---|---|---|
9201 日本航空 | 185,200円 | 262,950円 | 株主優待で国内旅行代を浮かせる戦略 |
7211 三菱自動車 | 520,000円 | 996,500円 | 色んな問題あったけど復活株 |
4503 アステラス製薬 | 595,200円 | 583,200円 | 配当がとても良い株 |
合計:投資額1,300,400円 → 現在の評価額1,842,650円(+542,250円)
カメの言い訳:
「ハワイには行けなかったけど、JAL株で空港気分味わったからセーフ」
4. 円安がもたらす株への影響とは?
少し真面目な話をします。
円安で恩恵を受ける株
- 輸出関連(トヨタ、ソニー、任天堂など)
- 米国資産を多く持つETFやファンド
円安で注意が必要な株
- 原材料を輸入している企業(飲食、アパレル)
- 海外旅行関連(HIS、JAL系一部)
カメは、「円安で得する側の企業」に資金を寄せていきました。
5. 旅行は“配当金”で行けばいいじゃないか
年に一度、20万円の旅行代を捻出するのは大変。でも、年間利回り4〜5%の高配当株に資産を回しておけば、数年後に“配当で旅行に行ける状態”が作れることに気づいたのです。
投資元本 | 利回り4% | 年間配当 |
---|---|---|
100万円 | 4% | 40,000円 |
300万円 | 4% | 120,000円 |
500万円 | 4% | 200,000円(=1回分の海外旅行代) |
カメの反省:
「干し芋を積むより、配当積めって話だったな…」
6. じゃあもう一生旅行はムリ?そうじゃない
カメは思います。
「今は我慢。でも、投資が実れば10年後にはビジネスクラス行けるかも」
現金が減るだけの旅行じゃなくて、
「株を買って、そこから生まれるお金で旅をする」
そんな人生、ちょっと格好よくないですか?
いや、干し芋食べながら妄想してる時点でダサいのはわかってますけど。
まとめ:円安に負けるな、投資で“未来の旅”を買え!
- 今は円が弱くて海外旅行どころじゃない
- でも、その予算を「資産」に変えれば、未来にリターンがある
- 円安の今こそ、“旅行に行けない悔しさ”を“投資の原動力”に変えるべき!
最後にカメから一言:
「旅は一瞬、投資は一生」
今は空港の代わりに証券会社の画面を開き、世界を見る。
カメはそんな“机の上の世界旅行”をしばらく続けようと思います。