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トルコリラが暴落したらどうする?

yoshihiro734537

ナンピン戦略と撤退ラインの考え方【1日32円スワップの魅力とリスク】

トルコリラ投資は「高金利スワップ」が魅力です。しかし、スワップ32円/1日という魅力の裏には、暴落のリスクが常につきまといます。
ではもし、本当にトルコリラが大暴落したら、どうすればいいのか?
今回は以下の3点で分かりやすく解説します。


✅この記事でわかること

  • トルコリラ投資で一番怖いのは「暴落+ナンピン+ロスカット」
  • 効果的なナンピン方法とタイミング
  • 「もう無理」と判断すべき撤退ラインの決め方
  • スワップ32円/日を守りながら生き残る戦略

1. トルコリラ暴落の怖さは「スピード」ではなく「継続性」

トルコリラの特徴は以下の2つ。

メリットデメリット
✅ 1日32円のスワップ収入❌ 長期的に下落しやすい通貨
✅ 少額でもポジションを持てる❌ 政治・経済の不安定性
✅ 高金利で長期保有向き❌ ナンピンすると“沼”になることも

トルコリラは、一気に暴落するタイプではなく、じわじわ下げ続ける通貨です。
だから「いつか戻るだろう」とナンピンを続けると、気づいたときにはロスカット寸前ということもあります。


2. ナンピンをするなら「条件付き」でやるべき

ナンピンは悪ではありません。
ただし、ルールなしでやるナンピン=自滅への一本道。

✅ナンピンする条件(基準例)

条件内容
為替前回の買値から▲1円〜2円下落した時だけ買う
資金1回のナンピンは資金の5〜10%以内
回数最大3回まで(無限に買い下がらない)
理由テクニカル or 業者のスワップ条件が有利な時のみ

例:今の買値が5.0円の場合

  • 4.8円で1万通貨追加
  • 4.6円でもう1万通貨
  • 4.4円で最後のナンピン → これ以上は買わない

こうやって「資金管理されたナンピン」は、平均取得単価を下げ、スワップも増えます。


3. 撤退ラインは「チャート」と「口座資金」で決める

一番やってはいけないのは、「損切りラインを決めないまま保有すること」です。

✅撤退ラインの設定方法

方法設定例
チャート基準長期サポートライン割れ(例:4.3円を明確に下抜けたら撤退)
資金基準評価損益が口座資金の▲20〜30%に達したら撤退
スワップ基準スワップよりも含み損の増加スピードが早くなったら撤退

ポイント:
“スワップ32円×365日=約11,680円/年”
これより下落による損失スピードが大きくなったら、それは「投資」ではなく「延命」になっています。


4. 最終的に守るべきは“資金”と“メンタル”

トルコリラ投資で生き残る人は、勝つ人ではありません。
「退場しなかった人」です。

✅生き残るための3つの鉄則

  1. スワップ目的ならロットは小さく、時間を味方にする
  2. ナンピンは計画的に。資金の20%を超えるナンピンはしない
  3. 撤退ライン(損切りポイント)を最初に決めておく

5. まとめ

内容要点
トルコリラ暴落時感情的にナンピンしないこと
ナンピン戦略資金・回数・チャート条件を決めてから行う
撤退ライン口座資金・サポートライン・含み損率で決める
目的「スワップを取り続ける」ではなく「口座を守る」

1日32円のスワップは魅力ですが、
その利益を10年続けるためには、
今を守る“資金管理”こそ最大の武器です。

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