46歳で実感した「投資は人生を楽にする」理由|若いうちから始めるべき本当のメリット
第1章 46歳になって分かった「投資はお金ではなく心の余裕を買うもの」
「もっと若いうちから投資を始めておけば良かった。」
投資を始めた人の多くが、この言葉を口にします。
私は現在46歳ですが、投資を始めたのは22歳頃でした。当時は社会人になったばかりで給料も決して高くありません。自由に使えるお金も少なく、毎月の生活で精一杯でした。
それでも私は、賞与だけはなるべく使わず、ほとんどを投資に回してきました。
もちろん、その頃は「将来FIREしたい」とか「資産数千万円を作りたい」など、明確な目標があったわけではありません。
ただ漠然と、「お金は働いて貯めるだけでは限界がある」「少しでも将来が楽になればいいな」と考えていただけでした。
20代の頃は投資で資産が大きく増えることはありません。
投資額そのものが少ないため、年間で数万円増えても生活はほとんど変わりませんでした。
「こんな少額を積み立てても意味があるのかな。」
そう思ったことも何度もあります。
しかし、今振り返ると、あの時やめなかったことが人生を大きく変えたと感じています。
投資の世界では2024年から始まった新NISAの影響もあり、日本でも「長期・積立・分散投資」という考え方が広く浸透しました。そして2026年現在も、インデックス投資や高配当株への資産形成は、多くの個人投資家に選ばれています。
もちろん相場は一直線に上がるわけではありません。
2025年から2026年にかけても、アメリカの金利政策や世界経済の動きによって株価は大きく上下しました。
それでも長期で資産形成をしている人ほど、一時的な下落に慌てることなく、むしろ積立を続けることで資産を増やしてきました。
私はこれまで20年以上投資を続けてきましたが、その間にはリーマンショック、新型コロナショック、急激な円安や円高など、何度も暴落を経験しています。
そのたびに「もう株は終わりだ」と言われました。
しかし数年後には、多くの企業や市場は再び成長し、長期投資を続けていた人ほど大きな恩恵を受けています。
だから私は今でも、「未来は誰にも分からないからこそ、時間を味方につける投資が一番強い」と考えています。
そして46歳になった今、昔の自分には想像もしていなかったことに気付きました。
それは、お金が増えたことよりも「心の余裕」が手に入ったことです。
若い頃は仕事で怒られるたびに、「この会社を辞めたら生活できない」という不安がありました。
上司に理不尽なことを言われても我慢するしかない。
嫌な仕事でも断れない。
休日まで仕事のことを考えてしまう。
そんな生活を送っていました。
ところが、少しずつ資産が増えてくると、不思議なくらい気持ちが変わっていきます。
「最悪、この会社を辞めても何とかなる。」
「少し休んでも生活できる。」
「焦って判断しなくても大丈夫。」
こうした安心感は、銀行口座の残高ではなく、自分の人生を自分で選べるという自信につながります。
実際、お金そのものが幸せを保証してくれるわけではありません。
ですが、お金があることで選択肢は確実に増えます。
嫌な職場から離れることもできる。
やりたい仕事に挑戦することもできる。
家族との時間を優先することもできる。
旅行へ行くことも、新しい趣味を始めることもできます。
つまり、お金は自由な時間を買う道具なのです。
私自身、昔は「投資はお金持ちがやるもの」だと思っていました。
しかし20年以上続けてきた今だからこそ断言できます。
投資はお金持ちになるためだけではありません。
普通の会社員が、将来の不安を減らし、毎日を少し楽に生きるための手段でもあるのです。
もし22歳の頃の自分に一言だけ伝えられるなら、私はこう言います。
「金額は小さくてもいい。途中でやめずに続けなさい。」
この言葉に尽きます。
投資は一夜にして人生を変える魔法ではありません。
しかし10年、20年という時間をかければ、資産だけでなく心まで豊かにしてくれる可能性があります。
だからこそ私は、将来少しでも楽をしたいと思う人ほど、できるだけ若いうちから投資を始めてほしいと心から思っています。
次の章では、「なぜ若いうちの投資が圧倒的に有利なのか」を、複利の力と時間の価値を交えながら、実体験をもとに詳しくお話ししたいと思います。
第2章 お金持ちより有利なのは「若く始めた人」。時間こそ最大の資産になる
私は投資を20年以上続けてきましたが、一番大きな武器は「知識」でも「才能」でもありませんでした。
それは、時間です。
投資の世界ではよく「複利は世界八番目の不思議」と言われます。
複利とは、利益が利益を生み、その利益がさらに利益を生んでいく仕組みのことです。
最初はゆっくりしか増えません。
ところが10年、20年と時間が経つにつれて、お金が雪だるまのように大きく育っていきます。金融庁も、資産形成の基本として「長期・積立・分散投資」を推奨しており、長期運用では複利の効果が期待できると説明しています。
若い頃の私は、この複利の力を完全には理解していませんでした。
「毎月数万円投資しても大して増えない。」
そんな風に思っていた時期もあります。
ですが、20年以上経った今だから分かります。
投資は最初の10年より、その先の10年の方が資産が増えるスピードは圧倒的に速くなるのです。
例えば、100万円が110万円になると利益は10万円です。
しかし資産が1,000万円になれば、同じ10%でも利益は100万円になります。
さらに2,000万円になれば200万円です。
自分が一生懸命働いて稼いだお金だけではなく、お金自身が働いて利益を生み出してくれるようになります。
これが資産形成の本当の面白さです。
だから私は、「投資は金額よりも始める時期の方が大切」だと思っています。
20代で毎月1万円から始めた人と、40代になって毎月5万円から始めた人では、毎月の投資額は後者の方が多くても、運用期間によっては前者が有利になることも珍しくありません。
時間だけは、お金では買えないからです。
2024年から始まった新NISAは、この「長く続ける投資」と非常に相性が良い制度です。
非課税で長期間運用できる仕組みになり、制度も恒久化されたことで、「焦らず何十年も続ける」という資産形成がしやすくなりました。2026年現在も利用者は増え続けており、日本でも長期投資が少しずつ当たり前の考え方になっています。
もちろん、投資をしていれば必ず含み損になる時期があります。
ニュースでは毎日のように、
「株価急落」
「景気後退」
「円高」
「円安」
「利上げ」
といった不安な言葉が流れてきます。
私も何度も資産が大きく減った経験があります。
数百万円単位で評価額が減ったこともありました。
しかし、そのたびに思うのです。
「今まで暴落が終わらなかったことは一度もない。」
市場は上がったり下がったりを繰り返しながら、長い年月をかけて成長してきました。
だから短期の値動きばかりを見ている人ほど、不安になりやすく、途中で投資をやめてしまいます。
反対に、長期投資を続ける人は暴落すら味方にできます。
積立投資なら、株価が下がれば同じ金額でより多くの口数を買うことができます。
高い時だけ買うのではなく、安い時も自然に買える。
この仕組みが長期間では大きな差になります。金融庁でも、積立投資は価格変動リスクをならしながら資産形成を続けやすい方法として紹介されています。
最近ではSNSで、「この株は何倍になる」「今すぐ買わないと乗り遅れる」といった情報を見かけることも増えました。
確かに短期間で大きく利益を出す人もいます。
ですが、その裏では大きく損をしている人もたくさんいます。
私自身も若い頃は、「早く儲けたい」という気持ちから失敗した経験があります。
だから今は、焦って大きく勝とうとは思いません。
毎月コツコツ積み立てて、長く続ける。
一見すると地味ですが、この方法が一番再現性が高く、多くの人が実践できる投資法だと思っています。
投資は才能を競うゲームではありません。
途中でやめず、時間を味方につけた人が最後に笑う世界です。
20代なら20代の武器があります。
30代には30代の武器があります。
40代から始めても決して遅くはありません。
ただ、今日より若い日はもう二度と来ません。
だから私は、「いつか始めよう」と思っている人ほど、少額でもいいので今日から一歩踏み出してほしいと思います。
10年後、20年後に振り返った時、その最初の一歩が人生で一番価値のある投資だったと思える日が、きっと来るはずです。
次の第3章では、私自身が20年以上投資を続けてきて感じた「資産が増えることで人生はどう変わるのか」、そしてお金が与えてくれた本当の自由について、実体験を交えながらお話ししたいと思います。
第3章 将来の自分が「あの時始めてくれてありがとう」と思える人生へ
私は現在46歳です。
22歳から投資を始めて約24年。
今だから言えることがあります。
それは、投資を続けて本当に良かったということです。
もちろん、この24年間が順風満帆だったわけではありません。
株で含み損を抱えたこともあります。
FXで大きな失敗をしたこともあります。
「もう投資なんてやめよう。」
そう思ったことも一度や二度ではありません。
それでも続けてきた理由は、投資を続けるほど、自分の人生に少しずつ変化が生まれてきたからです。
一番変わったのは、「お金に追われる人生」から、「お金に働いてもらう人生」へ少しずつ変わったことです。
会社員として働いていると、給料は働いた分しか増えません。
病気になれば収入は減ります。
会社を辞めれば給料は止まります。
しかし投資は違います。
自分が寝ている間も、旅行をしている間も、仕事をしている間も、資産は世界中の企業で働き続けてくれます。
もちろん毎年利益が出るわけではありません。
下がる年もあります。
ですが、長い時間をかけて世界経済は成長を続け、多くの企業も利益を積み重ねてきました。
だから私は、「短期間で一攫千金を狙う」のではなく、「時間を味方につける」という考え方を大切にしています。金融庁も、資産形成では長期・積立・分散投資を基本とし、長く続けることで複利の効果が期待できると紹介しています。
私には、これから叶えたい夢があります。
50歳前後でセミリタイアをして、海外でゆっくり暮らすことです。
毎朝好きな時間に起きて、海を散歩し、美味しいものを食べ、読書をして、たまには旅行へ行く。
そんな生活に憧れています。
もし22歳の頃に投資を始めていなかったら、この夢は現実味のない話だったでしょう。
毎月少しずつ積み立ててきた時間があったからこそ、「もしかしたら実現できるかもしれない」と思えるようになりました。
投資とは、お金を増やすためだけのものではありません。
人生の選択肢を増やすためのものだと私は考えています。
会社に縛られない人生。
好きな場所で暮らせる人生。
家族との時間を優先できる人生。
体調が悪い時に無理をしなくてもいい人生。
そうした自由を少しずつ手に入れるための手段が、投資なのです。
最近ではSNSを見れば、「1か月で100万円儲かった」「テンバガーを当てた」「暗号資産で億り人になった」という話が目に入ります。
確かに夢があります。
ですが、その裏には表に出てこない失敗や退場した人も数多くいます。
私はそうした派手な投資よりも、地味でも続けられる投資の方が、最終的には強いと思っています。
毎月決まった日に積み立てる。
余裕資金で運用する。
暴落しても慌てて売らない。
当たり前のことですが、この当たり前を20年続ける人は意外と多くありません。
だからこそ、大きな差が生まれるのです。
投資は短距離走ではありません。
42.195kmを走るマラソンでもありません。
もっと長い、人生そのものです。
途中で疲れたら少し休んでもいい。
積立額を減らしてもいい。
大切なのは、完全にやめてしまわないことです。
そして、このブログを読んでくださっている方へ、一つだけお伝えしたいことがあります。
「投資を始めるには遅すぎる。」
そう思っているなら、それは違います。
20代ならもちろん有利です。
30代でも十分間に合います。
40代でも、50代でも、資産形成を始める価値はあります。
実際、新NISAの普及によって投資を始める年代は幅広くなり、資産形成は一部の人だけのものではなく、多くの家庭に広がっています。制度も恒久化され、非課税で長期運用しやすい環境が整っています。
私が22歳だった頃、将来の46歳の自分が今のように考えているとは想像もできませんでした。
だから今度は、46歳の私が70歳の自分へバトンを渡したいと思っています。
「今日も投資を続けてくれてありがとう。」
未来の自分にそう言ってもらえるように、これからも焦らず、欲張らず、一歩ずつ資産を積み上げていきたいと思います。
投資は、お金持ちだけの特別なものではありません。
ごく普通の会社員でも、毎月数千円、数万円から始められる未来への準備です。
今日という日は、これからの人生で一番若い日です。
もし「いつか始めよう」と思っているなら、その”いつか”は今日かもしれません。
10年後、20年後、そして30年後。
未来のあなたは、きっとこう思うはずです。
「あの日、勇気を出して始めてくれて本当にありがとう。」
それが、私が24年間投資を続けてきて、心から伝えたい一番大切なメッセージです。