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買ったら下がる…“逆指標カメ現象”の対策と心の整え方🐢

yoshihiro734537

※投資はリスクを伴います。判断はご自身で、無理のない資金で行いましょう。

こんにちは、いつも慎重に投資しているのに、なぜか買った直後に下がることでおなじみのカメさんです。

「え?今買ったばっかりなんだけど?」
「もしかして私の取引、誰かに見られてる?」
——そんな経験、ありませんか?

実際には誰かが見ているわけではなく、人間の心理とタイミングのズレによって起きやすい現象です。本記事では、同じことで悩む人のために「対策」「考え方」「見直すべきポイント」を整理しました。


■なぜ“買うと下がる”気がするのか?

これは投資家の間でよく言われる「逆指標化現象」。
ただしほとんどの場合、以下のような要因が関係しています。

原因内容
後から振り返ると“悪いタイミングで買っている”高値を掴みがち
感情で買っている「上がりそうだから…」が根拠になっている
ニュースやSNSで騒がれた後に飛びつくすでに上昇トレンドが終わっていることも
市場全体の地合い悪化自分ではなく相場の問題

■カメさんが取り入れた「呪い解除・現実的な対策」5選

✅1. 一気に買わない、分割で買う

・「全部買ってから下がる」のが怖いなら、最初は1/3だけ
・下がっても追加で買えるし、上がっても損はない

例:100株欲しかったら → 30株→30株→40株と数回に分ける。


✅2. “買いたい衝動”が出たときこそ、1日置く

感情で買った取引は、だいたい失敗しやすい。
1日観察するだけで、冷静に判断できることがあります。


✅3. 必ず「買う根拠」を自分の言葉で説明できる状態でエントリー

✔チャート(押し目・トレンド・出来高)
✔業績・決算スケジュール
✔全体相場(指数の動き・為替・金利)

※「なんとなく」や「SNSで誰かが言ってた」だけで買うのは危険。


✅4. 買った直後は“見過ぎない”

チャートを毎分チェックすると、不安から無駄な損切りをしがちです。
ルールをもとに買ったなら、最低1日は放置する勇気も大切。


✅5.「相場は自分中心に動くわけじゃない」と知る

・地合い悪化、海外ニュース、金利上昇などは誰にも読めない
・「自分が買ったから下がった」のではなく、“市場がそうなっただけ”

少し距離を置くと、心が楽になります。


■最新の相場環境(2025年時点の例)

要素傾向
米国金利高止まり、FOMCの発言により敏感
日経平均株価高値圏だが調整局面も多い
個人投資家SNS・短期売買の情報に振り回されやすい傾向あり

だからこそ、短期で全力勝負するより、リスクを抑えた積み立て型の投資・分散投資が現実的です。


■まとめ

大事なポイント
・「買ったら下がる」は誰にでも起こりうる現象
・重要なのは“呪い”ではなく、“ルールとメンタル”
・分割購入・根拠のある取引・焦らない習慣が鍵
・投資は上がる日もあれば下がる日もあります

🐢カメさんのワンポイントアドバイス(ユーモア付き)

「チャートを見すぎる人ほど株価を動かせる気になってる。大丈夫、相場はあなたのこと気にしてません。」
落ち着いて、見守る勇気も投資のうち。

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