2026年最新版|新NISAで月10万円の配当金を目指すおすすめ投資戦略
第1章 月10万円の配当金は夢ではない!新NISAで資産形成の考え方が変わった
「毎月10万円の配当金が入ってきたら人生が変わる。」
投資を始めたばかりの頃、私もそんなことを考えていました。
会社の給料だけでは将来が不安。年金だけでは生活できるか分からない。物価は上がり続ける一方で、銀行預金の金利だけでは資産はほとんど増えません。
そんな時代だからこそ、多くの人が「配当金生活」に興味を持つようになりました。
そして2024年から始まった新NISAによって、その夢は以前よりずっと現実的なものになっています。
新NISA最大の魅力は、配当金や売却益が非課税になることです。
通常であれば株の配当金には約20%の税金がかかります。例えば年間100万円の配当金を受け取っても、手元に残るのは約80万円です。
しかし新NISA口座で保有している株式やETFから受け取る配当金は、一定の条件を満たせば非課税になります。つまり受け取った配当金をそのまま資産形成に回すことができるのです。これは長期投資において非常に大きなメリットです。
さらに2026年現在、新NISAはすっかり投資家の定番制度となり、多くの人が積立投資だけでなく、高配当株やETFを組み合わせた資産形成へとステップアップしています。金融庁でもNISA制度のさらなる充実が検討されており、日本全体が「貯蓄から投資へ」という流れを後押ししています。
とはいえ、ここで一つ勘違いしてはいけないことがあります。
それは、
「最初から配当金だけを狙えばいい」というわけではない
ということです。
最近ではSNSを見ると、
「利回り6%!」
「年間100万円の配当金!」
「配当金だけで生活しています!」
という投稿をよく見かけます。
もちろん、それ自体は素晴らしいことです。
しかし、その裏側には何十年も投資を続けてきた努力や、数千万円規模の資産があるケースがほとんどです。
初心者がそれだけを見て高配当株ばかり購入すると、大きな失敗につながることがあります。
例えば、配当利回りが非常に高い会社でも、業績が悪化すると配当金が減る「減配」が起きます。
株価も同時に下落すれば、
「配当も減った」
「資産も減った」
という二重のダメージを受けることになります。
実際に過去を振り返ると、高配当だった企業が数年後には大幅減配になった例は決して珍しくありません。
だからこそ私は、
「配当利回りだけで投資先を決めないこと」
を何より大切にしています。
2026年現在の投資環境を見ると、日本企業は株主還元を積極的に行う企業が増えています。
東京証券取引所による資本効率改善への要請や、自社株買い、増配を重視する企業が増えたことで、日本市場全体の株主還元意識は以前よりも高まりました。配当だけでなく、企業そのものの利益成長を重視する投資がますます重要になっています。
また、高配当ETFの種類も増えてきました。
以前は個別株を数十銘柄購入しなければ分散投資が難しかったのですが、現在では1本のETFで数十〜数百社へ分散投資できる商品が数多く存在します。
2026年には新しい日本高配当ETFも登場し、フリーキャッシュフローや財務体質まで考慮した指数に連動する商品も増えています。単純に利回りだけではなく、「将来も配当を出し続けられる企業」を重視する流れが強まっている点は注目すべき変化です。
一方で、私は配当株だけに資産を集中させることはおすすめしません。
なぜなら、配当金だけでは資産が大きく増えるスピードはどうしても遅くなるからです。
若いうちは資産を増やす「成長力」も必要です。
そのため私がおすすめしているのは、
配当株・ETF・投資信託の3本柱
で資産形成を行う方法です。
配当株で毎年の不労所得を増やしながら、ETFで分散投資を行い、さらに投資信託で世界経済の成長を取り込む。
この組み合わせなら、一つの商品だけに依存することなく、長期的に安定した資産形成を目指すことができます。
月10万円の配当金という数字だけを見ると、とても遠い目標に感じるかもしれません。
しかし、年間120万円の配当収入は、一気に達成するものではありません。
毎年少しずつ資産を積み上げ、配当金を再投資し、給料から追加投資を続ける。
このシンプルな仕組みを10年、15年と続けることで、配当金は雪だるま式に増えていきます。
投資で一番大切なのは、「一発で大金を稼ぐこと」ではありません。
途中で退場せず、長く市場に居続けることです。
新NISAは、その長期投資を最大限応援してくれる制度です。
だから私は、「月10万円の配当金」というゴールだけを見るのではなく、毎年少しずつ資産が増え、毎年少しずつ配当金が増えていく過程そのものを楽しんでほしいと思っています。
次章では、2026年現在の新NISAで最も効率よく資産形成できる「配当株・ETF・投資信託の黄金比率」について、私が実際におすすめする運用方法を詳しくご紹介します。
第2章 2026年版|配当株・ETF・投資信託を組み合わせた「黄金ポートフォリオ」
「新NISAでは何を買えばいいですか?」
これは私が最も多く受ける質問です。
正直に言えば、100人いれば100通りの正解があります。
年齢も違えば、収入も違う。家族構成も違いますし、投資に対する考え方も人それぞれです。
しかし、もし私がこれからゼロから資産形成を始めるのであれば、2026年現在なら迷わず「配当株・ETF・投資信託」の3本柱で運用します。
理由は非常にシンプルです。
それぞれに役割が違うからです。
投資信託は資産を大きく育てる「エンジン」。
ETFは分散しながら配当も狙える「安定装置」。
そして高配当株は毎年現金を生み出す「キャッシュマシン」です。
この3つを組み合わせることで、お互いの弱点を補いながら長期的な資産形成ができます。
例えば、資産形成初期の方であれば、私は次のような考え方がおすすめです。
投資信託を60%。
ETFを20%。
高配当株を20%。
この比率なら、資産を増やす力を残しながら、少しずつ配当金も受け取れるようになります。
逆に50代以降で配当収入を重視するなら、高配当株やETFの割合を増やしていくのも良いでしょう。
年齢やライフスタイルに合わせて配分を変えられることも、この方法の大きなメリットです。
実際、新NISA利用者の人気ランキングを見ても、投資信託だけでなく、高配当ETFや米国ETFへの投資が増えています。
海外ETFでは、VYM、VOO、VTI、SPYD、HDVなどが引き続き人気を集めており、「資産成長」と「配当収入」の両方を狙う投資家が増えていることが分かります。
では、それぞれの役割をもう少し詳しく見ていきましょう。
まず投資信託です。
投資信託は、長期間で資産を大きく増やすことを目的に保有します。
2026年現在でも、世界経済は短期的な景気減速や金利変動などで値動きはありますが、長い目で見れば世界経済は成長を続けてきました。
その成長を取り込める代表格が、全世界株式インデックスやS&P500に連動する投資信託です。
毎月一定額を積み立てるだけでも時間を味方につけられるため、初心者にとって最も始めやすい資産形成方法と言えるでしょう。
次にETFです。
ETFは投資信託と個別株の「いいところ取り」のような商品です。
株式と同じようにリアルタイムで売買できる一方、多くの企業へ分散投資ができます。
さらに、高配当ETFであれば分配金も受け取れるため、資産を育てながら不労所得も少しずつ増やしていくことが可能です。
新NISAの成長投資枠では、多くのETFが購入対象となっており、値上がり益だけでなく分配金も非課税で受け取れる点が魅力です。
そして最後が高配当株です。
私は高配当株が好きです。
なぜなら、株価が上下していても配当金が口座に振り込まれるたびに、「資産がお金を稼いでくれている」と実感できるからです。
もちろん、配当金は企業業績によって増配や減配があります。
だからこそ重要なのは、「利回りが高い会社」ではなく、「長く利益を出し続けられる会社」を選ぶことです。
最近では、配当だけでなく増配を続ける企業や、自社株買いを積極的に行う企業も高く評価されています。
企業が利益を伸ばし続ける限り、配当金も少しずつ増えていく可能性があります。
この「増配」が長期投資では非常に大きな武器になります。
例えば今年3万円だった年間配当金が、毎年増配によって5万円、8万円、10万円と成長していけば、追加投資をしなくても収入が増えることになります。
これが複利のもう一つの力です。
さらに私は、配当金を生活費として使うよりも、できるだけ再投資することをおすすめしています。
受け取った配当金で新しい株を買う。
その株からまた配当金が出る。
その配当金でさらに株を買う。
この流れを何年も続けることで、お金がお金を生むスピードは徐々に加速していきます。
配当金生活を実現している人の多くは、この「再投資」を何年も地道に続けてきました。
決して特別な才能があったわけではありません。
続ける力があっただけなのです。
一方で、初心者がやってしまいがちな失敗があります。
それは、SNSやYouTubeで紹介された人気銘柄を次々に買ってしまうことです。
「この株がすごい。」
「今が買い時。」
そんな情報を見るたびに売買を繰り返していては、資産はなかなか増えません。
投資で本当に重要なのは、「良い銘柄を探すこと」よりも、「良い銘柄を長く持ち続けること」です。
短期間で何倍にもなる銘柄を探すより、20年後も利益を出し続ける企業へ投資する方が、結果的に資産形成は安定します。
私自身も投資歴は20年以上になりますが、一番利益をもたらしてくれたのは短期売買ではなく、長期間保有した資産でした。
新NISAは非課税期間を気にせず長く運用できる制度だからこそ、この「長期保有」という考え方との相性は抜群です。
焦って結果を求める必要はありません。
毎月積み立て、配当金を再投資し、資産が育つのを待つ。
一見すると地味ですが、この積み重ねこそが将来の月10万円の配当金につながる一番の近道なのです。
次章では、2026年現在のおすすめ配当株・ETF・投資信託を具体例とともに紹介しながら、月10万円の配当金を実現するためのロードマップを詳しく解説していきます。
第3章 2026年版|月10万円の配当金を実現するロードマップとおすすめ投資先
ここまで読んでいただいた方の中には、
「考え方は分かったけれど、実際には何から始めればいいの?」
と思われた方も多いのではないでしょうか。
そこで最後に、私なら2026年現在どのように新NISAを活用して月10万円の配当金を目指すのか、その考え方をご紹介します。
最初にお伝えしたいのは、「おすすめ銘柄をそのまま買えば成功する」というものではありません。
投資で本当に大切なのは、銘柄そのものよりも「投資を続けられる仕組み」を作ることです。
例えば、毎月5万円を積み立てられる人と、毎月15万円積み立てられる人では、当然ゴールまでのスピードは違います。
しかし、毎月少額でも20年近く積み立てを続けた人は、多くの場合、途中で投資をやめてしまった人より大きな資産を築いています。
つまり、一番重要なのは「時間を味方につけること」なのです。
私なら、資産形成初期は投資信託を中心に積み立てます。
2026年現在でも、低コストのインデックスファンドは資産形成の中心として非常に優秀です。
代表的な全世界株式やS&P500に連動する投資信託は、世界中の優良企業へ分散投資ができ、運用コストも低く、初心者でも始めやすい商品です。
長期的には世界経済の成長そのものに投資することになるため、「どの企業が勝つか」を考え続ける必要がありません。
そして資産が増えてきたら、高配当ETFや個別株を少しずつ増やしていきます。
例えば、日本株では通信、商社、銀行、保険、インフラなど、長年にわたり利益を出し、株主還元を重視している企業が注目されています。
2026年も東京証券取引所の資本効率改善への取り組みを背景に、自社株買いや増配を発表する企業は引き続き増えています。
単純に配当利回りだけを見るのではなく、利益が安定しているか、配当性向は無理のない水準か、過去に継続して配当を出してきたかなども確認することが大切です。
海外に目を向けると、米国企業は長年にわたって増配を続けてきた会社が多く存在します。
特に、高配当ETFとして知られるVYMやHDV、配当利回りを重視したSPYD、そして市場全体へ投資するVOOやVTIは、現在でも世界中の長期投資家から支持されています。
ETFを活用すれば、一つの商品で数十社から数百社へ分散投資できるため、個別企業のリスクを抑えながら配当収入を目指せる点が魅力です。
もちろん、日本株と米国株のどちらが優れているという話ではありません。
私は「両方持つ」のが一番合理的だと考えています。
日本企業には円建て配当という安心感があります。
一方、米国企業には世界経済を牽引する成長力があります。
どちらか一方に偏るのではなく、日本と海外の両方へ投資することで、リスクを分散しながら安定した資産形成を目指せます。
ここでぜひ意識していただきたいのが、「配当利回りだけを追いかけない」ということです。
初心者ほど「利回り7%」「利回り8%」という数字に目が行きがちですが、高利回りには理由がある場合も少なくありません。
業績悪化への懸念から株価が下がり、結果として配当利回りが高く見えているケースもあります。
もしその後に減配が発表されれば、配当金も株価も同時に下がる可能性があります。
一方で、現在の利回りはそれほど高くなくても、毎年少しずつ増配を続ける企業は、10年後、20年後に大きな差を生み出します。
長期投資では、「今いくらもらえるか」よりも、「将来いくら受け取れるようになるか」を考えることが重要です。
そして、月10万円の配当金という目標を達成するためには、途中で配当金を使い切らないことも大切です。
配当金を受け取ったら、そのまま再投資する。
ボーナスが入ったら追加投資する。
相場が下がったときも慌てて売らず、積立を続ける。
この地道な積み重ねが、将来の大きな資産につながります。
投資を20年以上続けてきて私が強く感じるのは、「相場を当てる人」よりも、「投資を続けた人」の方が結果的に資産を大きく増やしているということです。
リーマン・ショック、新型コロナウイルスによる急落、世界的なインフレや金利上昇など、市場はこれまでも何度も大きく揺れ動いてきました。
そのたびに「もう株は終わりだ」と言われましたが、長期で見ると世界経済は成長を続け、多くの優良企業も利益を伸ばしてきました。
今後も景気後退や急落は何度も起こるでしょう。
しかし、それを正確に予測できる人はいません。
だからこそ、未来を予想することよりも、「どんな相場でも投資を続けられる仕組み」を作ることの方がはるかに重要なのです。
最後に、これから新NISAを始める方へ一つだけお伝えしたいことがあります。
SNSを見ると、「1年で資産2倍」「1銘柄で大儲け」といった派手な話が目につきます。
ですが、そのような成功例はごく一部であり、多くの人は見えないところで大きな損失も経験しています。
一方、新NISAを使って毎月コツコツ積み立て、配当金を再投資し、10年、20年と続けた人は、大きな失敗を避けながら着実に資産を育てていく可能性が高くなります。
投資に「必ず儲かる方法」はありません。
しかし、「成功する確率を高める方法」はあります。
その答えが、長期・積立・分散を基本に、配当株・ETF・投資信託を組み合わせる投資戦略です。
焦らなくても大丈夫です。
今日の一歩は小さくても、その一歩を積み重ねることで、数年後には配当金が毎月のお小遣いとなり、やがて生活を支える大切な収入源へと成長していきます。
未来の自分を助けてくれるのは、「いつか始めよう」と思っていた自分ではなく、「今日から始めた自分」です。
新NISAは、その最初の一歩を後押ししてくれる最高の制度です。
ぜひ無理のない範囲で積立を続け、配当金という「働かなくても入ってくる収入」を少しずつ育てていきましょう。
きっと10年後、「あの時始めて本当に良かった」と思える日が来るはずです。