投資で一番難しいのは「損切り」だった。23年間投資を続けて分かった心理学
こんにちは、カメさんです。
投資を始めたばかりの頃、「利益を出す方法」ばかりを勉強していました。しかし、23年以上投資を続けてきた今、振り返ると一番難しかったのは利益を出すことではなく、「損切り」だったと感じています。
2026年現在も、AI関連株や半導体株などは大きく上下を繰り返し、SNSでは「まだ上がる」「今が買い時」といった情報が毎日のように流れています。そんな相場だからこそ、自分で決めたルールを守れるかどうかが投資成績を大きく左右します。
私自身、FXでは過去に何度も大きな失敗を経験しました。株式投資でも、「いつか戻るだろう」と思って持ち続けた結果、損失を拡大させたことがあります。
今日は、私が身をもって学んだ「損切りの心理学」についてお話しします。
なぜ人は損切りできないのか
投資をしていると、「あと少し待てば戻るかもしれない」と考えてしまうことがあります。
実はこれは、自分だけではありません。
人間には損失回避バイアスという心理があります。
これは、同じ1万円でも「利益を得る喜び」より、「損失を出す苦しみ」の方を何倍も強く感じるという、人間が本来持っている心理です。
そのため、
「売ったら負けを認めることになる」
「いつか戻るはず」
「ここまで下がったなら反発するだろう」
このような気持ちになり、売るべきタイミングを逃してしまいます。
私も「戻るだろう」で何度も失敗しました
今だから言えますが、私も昔は典型的な「塩漬け投資家」でした。
株価が下がっても、
「来週には戻る。」
「決算が良ければ戻る。」
「ニュースが出れば戻る。」
そんなことばかり考えていました。
しかし、現実は違いました。
戻る銘柄もあれば、そのまま何年も低迷する銘柄もあります。
私はFXでも株でも、この「希望的観測」で何度も資産を減らしました。
特にFXでは、「あと少しだけ耐えよう」という考えを繰り返した結果、大きな損失を経験しています。
今では、その失敗が一番の財産だったと思っています。
行動経済学を学んで考え方が変わった
その後、行動経済学やプロスペクト理論を知りました。
人間は合理的に判断しているつもりでも、実際には感情に大きく左右されています。
「損を確定したくない。」
この気持ちは、誰でも同じです。
つまり、自分だけが弱いわけではありません。
心理学を知ってからは、
「今、自分は損失回避バイアスで判断していないか?」
と一歩立ち止まって考えられるようになりました。
この習慣ができただけでも、投資成績は大きく変わりました。
2026年の相場だからこそルールが重要
2026年も、市場は非常に変動が大きい状況です。
AI関連株や半導体株は短期間で大きく上昇する一方、大きく下落する場面もあります。
私自身もJDIやユーグレナなど、期待して保有している銘柄があります。
もちろん、将来性を信じて保有することは悪いことではありません。
しかし、「期待」と「願望」は違います。
将来性がある企業でも、資金管理を間違えれば投資は失敗します。
だからこそ、私は最近では一つの銘柄に集中せず、日本株・米国株・投資信託・FXなどに分散することを意識しています。
私が実践している損切りルール
昔はルールがありませんでした。
今は必ず「買う前」に決めています。
例えば、
「この価格まで下がったら一度撤退する。」
「投資金額は資産の○%まで。」
「ナンピンは〇回まで。」
このように、感情ではなくルールで判断するようにしています。
ルールを作ることで、相場が急落しても冷静さを保てるようになりました。
損切りは負けではなく次のチャンスを作る行動
投資を続けていると、「損切り=負け」というイメージがあります。
でも私は違うと思っています。
損切りは、
資金を守るための必要経費です。
資金が残っていれば、次のチャンスで取り返すことができます。
逆に、大きな損失を抱えたままでは、新しい投資もできません。
私も23年間の投資で何度も失敗しました。
しかし、そのたびにルールを見直し、少しずつ改善してきた結果、現在も投資を続けることができています。
まとめ
投資で一番難しいのは、「買うこと」でも「売ること」でもありません。
感情をコントロールすることです。
損失回避バイアスは誰にでもあります。
だからこそ、事前にルールを決め、感情ではなくルールに従って行動することが、長く市場に残る秘訣だと私は考えています。
投資は一度の勝負ではありません。
大切なのは、何十年も続けられる投資家になることです。
私もまだ勉強中ですが、これからも失敗を経験として積み重ねながら、焦らず「カメさん投資」を続けていこうと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。次回の記事でまたお会いしましょう。