ラピダス関連株で一番化けるのはどこだ?製造業目線で本気で考えてみた
こんにちは、カメさんです。
投資歴は23年以上になりますが、最近久しぶりに「日本株で夢が見られるテーマ」が出てきたと感じています。
それがラピダスです。
私は製造業で働いていますが、工場を建てることや最新設備を導入することがどれほど大変なことか少しは知っています。
だからこそ、国がここまで本気で支援しているラピダスには注目しています。
2026年4月には政府がさらに6315億円の追加支援を承認し、累計支援額は2兆円を超えました。ラピダスは北海道千歳市で2nm半導体の量産を目指しており、2027年の量産開始を目標に開発を進めています。
正直なところ、ラピダスそのものは未上場なので私たち個人投資家は買えません。
しかし、ラピダスが成功すれば大きな恩恵を受ける企業は数多く存在します。
今回はその中でも私が注目している企業を紹介したいと思います。
なぜラピダスが注目されるのか
半導体は現代社会の石油と言われています。
AI、自動運転、スマートフォン、データセンター。
どれも半導体なしでは成立しません。
これまで最先端半導体は台湾のTSMCや韓国のサムスンが中心でした。
しかし世界的な地政学リスクの高まりにより、日本国内で最先端半導体を製造できる体制を作ることが国家戦略になっています。
ラピダスはIBMと技術協力を行い、2nm半導体の量産を目指しています。2025年には日本初となる2nm GAAトランジスタの動作確認にも成功しました。()
もし成功すれば、日本の半導体産業復活の象徴になる可能性があります。
私が一番期待しているのは東京エレクトロン
ラピダス関連で真っ先に思い浮かぶのが東京エレクトロンです。
半導体を作るためには莫大な製造装置が必要です。
半導体工場が建設されるたびに装置メーカーには仕事が発生します。
製造業にいると分かりますが、新工場建設で一番儲かるのは工場そのものより設備メーカーだったりします。
東京エレクトロンは世界トップクラスの半導体製造装置メーカーです。
ラピダスだけでなく、TSMCやインテルなど世界中の半導体メーカーとも取引があります。
私は10倍株というより、半導体産業全体の成長を取り込む王道銘柄だと思っています。
意外な本命はSCREENホールディングス
個人的にかなり面白いと思っているのがSCREENです。
半導体製造工程で欠かせない洗浄装置を手掛けています。
一般の投資家にはあまり知られていませんが、半導体製造では洗浄工程が非常に重要です。
どれほど高性能な半導体でも、微細なゴミが付着しただけで不良品になります。
AI向け半導体が増えれば増えるほど、洗浄技術の価値も高まります。
派手さはありませんが、製造現場を知る人ほど重要性が分かる企業だと思います。
化ける可能性ならアドバンテスト
夢を見るならアドバンテストです。
AI向け半導体の検査装置で世界トップクラス。
NVIDIAの成長とともに株価も大きく上昇しました。
半導体は作るだけでは終わりません。
ちゃんと動くか検査しなければ商品になりません。
AI市場が拡大し続ける限り、検査需要も増え続ける可能性があります。
ラピダス成功の恩恵も受ける可能性が高い企業です。
私があえて注目する中小型株
大型株も魅力的ですが、10倍株を狙うなら中小型株にも目を向けたいところです。
例えば、
- 半導体材料メーカー
- 精密部品メーカー
- 半導体向け配管メーカー
- クリーンルーム関連企業
こういった企業はまだ知名度が低い場合があります。
過去のキオクシア関連でも、大型株より周辺企業の方が大きく上昇したケースがありました。
私はいつも「主役より脇役」に注目しています。
カメさんが思う一番化ける可能性
現時点で私が一社だけ選ぶなら、
「SCREENホールディングス」
です。
理由はシンプルです。
半導体が進化しても洗浄工程は消えません。
AIが発展しても洗浄工程は消えません。
ラピダスが成功しても失敗しても、世界の半導体需要は伸び続ける可能性が高いからです。
もちろん株価は未来を織り込んで動くため保証はありません。
しかし、私は製造業の人間として「なくてはならない技術」を持つ企業に魅力を感じます。
まとめ
ラピダス関連株は2026年以降の日本市場で最も注目されるテーマの一つになるかもしれません。
政府支援は2兆円を超え、2027年には2nm半導体量産開始を目指しています。()
私が注目しているのは、
- 東京エレクトロン
- SCREENホールディングス
- アドバンテスト
この3社です。
特にSCREENホールディングスは、今後の半導体市場拡大の恩恵を長く受ける可能性があると考えています。
投資に絶対はありません。
しかし、私は23年間投資を続けてきて思うことがあります。
それは「未来の変化を作る企業は、いずれ株価も動く」ということです。
次のキオクシアが生まれるのか。
それとも全く別の企業なのか。
そんなことを考えながら銘柄を探す時間も、投資の楽しさの一つだと思っています。
カメさんでした。