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お金の知識

【50歳でセミリタイアしたい】FIREまであと5年!会社員が今から始める現実的な資産形成7つの戦略【2026年版】

yoshihiro734537

第1章 50歳で会社を辞めたい。でも本当にFIREできるのか?

こんにちは、カメさんです!

突然ですが、皆さんは何歳まで会社員として働きたいですか?

60歳でしょうか。

65歳でしょうか。

それとも70歳まで働くつもりでしょうか。

私は最近、このことを以前にも増して考えるようになりました。

というのも、50歳という年齢が少しずつ現実味を帯びてきたからです。

20代の頃は50歳なんて、とんでもなく遠い未来だと思っていました。

30代になっても、「まだまだ先だろう」と思っていました。

ところが40代半ばを過ぎると話が変わります。

50歳まで、あと数年。

そう考えると、

「残りの人生も、今と同じように会社を中心にして生きていくのだろうか?」

という疑問が出てきました。

もちろん、仕事そのものを否定するつもりはありません。

会社員には毎月安定した給料が入り、社会保険や厚生年金などのメリットもあります。

しかし、お金を得るために自分の時間の大部分を会社へ渡しているのも事実です。

朝起きて会社へ行き、仕事をして、疲れて帰って寝る。

そして翌朝、また会社へ行く。

気付けば1週間が終わり、1か月が終わり、1年が終わっています。

「この生活をあと15年、20年続けるのか……」

そう考えたとき、私は一つの目標を持つようになりました。

50歳前後でセミリタイアする。

完全に仕事を辞めて一生遊んで暮らすという意味ではありません。

生活費のすべてを会社からの給料に頼る状態から卒業して、投資収入や副収入などを組み合わせながら、自分の時間をもっと自由に使える生活を目指したいのです。

これが私の考える「セミリタイア」です。


「FIRE=1億円必要」と考えなくてもいい

FIREという言葉を聞くと、

「何千万円も必要なんでしょう?」

「1億円くらい持っている人の話でしょう?」

と思ってしまう人も多いのではないでしょうか。

確かに、年間400万円や500万円を使いながら、資産収入だけで一生暮らそうとすれば相当な金融資産が必要になります。

例えば有名な「4%ルール」を単純に当てはめると、年間400万円の生活費を資産から賄うためには1億円が一つの目安になります。

これを見て、

「やっぱりFIREなんて普通の会社員には無理じゃないか」

と思うかもしれません。

でも私は、ここに一つ大きな落とし穴があると思っています。

「今の生活をそのまま維持して、一生働かない」ことだけがFIREではないからです。

例えば年間生活費が240万円なら、月20万円です。

これを月15万円まで下げられれば年間180万円。

さらに投資や副業などから年間60万円の収入があれば、自分の資産から取り崩す必要があるのは年間120万円になります。

これだけでも必要な資産額は大きく変わります。

つまり、

「いくら貯めるか」だけではなく「毎月いくらあれば幸せに暮らせるか」を考えることが、セミリタイアでは非常に重要なのです。


50歳なら「完全FIRE」より「セミリタイア」の方が現実的

私は50歳前後で完全FIREすることだけにこだわる必要はないと思っています。

むしろ50代なら、セミリタイアという選択肢が非常に面白い。

例えば月15万円の生活費が必要だとします。

その15万円すべてを投資収入で賄おうとするから難しくなるのです。

投資から5万円。

副業から3万円。

週に数日働いて5万円。

残り2万円だけ資産を取り崩す。

こんな生活でもいいわけです。

会社員時代に月30万円、40万円を稼ぐことと比べれば、必要な労働量は大幅に減ります。

週5日働く生活から週2日程度へ。

満員電車に毎日乗る生活から、必要なときだけ働く生活へ。

「仕事を完全にゼロにする」のではなく、

「嫌な仕事を我慢して続けなくても生きていける状態を作る」

ことの方が、私は重要だと思っています。

これなら普通の会社員でも十分に目指せます。


2026年は、昔よりFIREを目指しやすい環境になった

私が投資を始めた20年以上前と比べると、個人が資産形成できる環境は本当に良くなりました。

その代表が新NISAです。

2026年現在のNISAでは、「つみたて投資枠」が年間120万円、「成長投資枠」が年間240万円あり、合計で年間360万円まで投資できます。

非課税保有限度額は1人1,800万円で、非課税保有期間も無期限です。

通常、株式や投資信託で利益が出れば約20%の税金がかかります。

しかしNISA口座内で得た対象商品の売却益や配当・分配金は非課税になります。

これはセミリタイアを目指す人にとって非常に大きな制度です。

特に「あと5年」という期間を考えると、NISAをなんとなく利用するのではなく、

「50歳になったとき、どんな資産構成になっていたいのか」

から逆算して利用することが重要だと思っています。

ただし、ここで勘違いしてはいけません。

NISAは魔法の制度ではありません。

投資した商品が値下がりすれば普通に損失は出ます。

50歳で使う予定のお金まで株式100%で運用してしまい、49歳のときに大暴落が来たらどうでしょう。

「来年会社を辞めようと思っていたのに、資産が30%減ってしまった……」

こんな事態も十分にあり得ます。

だからこそ、セミリタイアまで残り5年の人と、老後まで30年以上ある20代の人では、同じNISAでも運用方法が違って当然なのです。


FIREまで残り5年なら「増やす」だけではダメ

ここが今回の記事で、私が一番伝えたい部分です。

20代や30代なら、多少の暴落が起きても取り戻すための時間があります。

しかし50歳で会社を辞めようと考えている45歳前後の人には、それほど長い時間は残されていません。

もちろん人生そのものはまだまだ長いです。

でも、

「給料をもらいながら資産を作れる期間」

は残り5年しかありません。

ここを間違えてはいけないと思っています。

例えばセミリタイア直前に株価が40%下落したらどうするのか。

円高になって海外資産の評価額が大きく下がったらどうするのか。

病気やマンションの修繕などで突然大きなお金が必要になったらどうするのか。

こうした事態まで考えておく必要があります。

そのため、FIREまで残り5年になったら、

「資産を最大限増やすゲーム」から「資産を守りながら収入源を作るゲーム」へ少しずつ移行する。

私はこれが非常に重要だと思っています。

株式だけではなく、現金、投資信託、配当、債券、金などをどう組み合わせるのか。

さらに副業など、金融資産以外の収入源も作っておく。

この「複数の柱」が、50歳以降の安心につながると思っています。


会社を辞めるために投資するのではなく「会社を辞めても困らない状態」を作る

FIREという言葉だけを見ると、

「早く会社を辞めたい!」

ということばかり考えてしまいます。

私も仕事が大変な日は、

「もう辞めてしまいたいな……」

と思うことがあります(笑)。

でも感情だけで会社を辞めてしまうのは危険です。

会社員という立場には、「毎月給料が振り込まれる」という、とてつもなく強いメリットがあります。

だから私は、会社員でいられる残り数年間を最大限利用したいと思っています。

給料をもらう。

生活費を抑える。

余ったお金を投資する。

NISAを活用する。

配当やスワップなどの収入源を育てる。

ブログなどの副収入にも挑戦する。

そして少しずつ、

「給料がなくても生活できる割合」を増やしていく。

例えば生活費が月20万円なら、最初は20万円すべてを給料で賄っています。

そこから投資収入が月1万円になれば、給料への依存度は95%。

月5万円になれば75%。

月10万円になれば50%です。

給料への依存度が50%程度まで下がったら、人生の選択肢はかなり増えるのではないでしょうか。

必ずしも会社を完全に辞める必要すらありません。

残業の少ない仕事へ転職する。

週3日だけ働く。

好きな仕事をする。

海外と日本を行き来する。

ブログを書きながら暮らす。

そんな生き方も選べます。

私が目指しているのは、「働かない人生」ではありません。

「お金のためだけに、嫌なことを我慢して働かなくてもいい人生」です。


50歳までの5年間は、人生を変えるには十分長い

「あと5年しかない。」

そう考えると焦ってしまいます。

しかし私は逆だと思っています。

5年もあるのです。

毎月5万円なら、元本だけでも5年間で300万円。

毎月10万円なら600万円。

毎月20万円なら1,200万円です。

そこへ現在持っている資産の運用益や配当、副収入などが加わります。

もちろん投資の利益は保証されません。

しかし5年間、何も考えずに過ごす人と、「50歳でセミリタイアする」という目標を決めて行動する人では、5年後の景色は大きく違っているはずです。

そして、資産形成で一番怖いのは暴落ではないと私は思っています。

「まだ時間がある」と思って、何もしないまま時間だけが過ぎてしまうことです。

45歳が46歳になり、47歳になり、気付けば50歳。

そこから慌ててFIRE資金を作ろうとしても、ハイリスクな投資をするしかなくなってしまいます。

だから私は今から始めます。

一発逆転は狙いません。

無理もしません。

焦りもしません。

カメさんらしく、ゆっくり進みます。

でも、5年後のゴールだけはしっかり見て進んでいきたいと思っています。

50歳になったとき、「会社を辞められない」のではなく、「続けてもいいし、辞めてもいい」と自分で選べる状態にする。

これが私の考える、本当の意味でのセミリタイアです。

次の第2章では、ここからさらに具体的に踏み込んで、

「50歳でセミリタイアするには実際いくら必要なのか?」

を考えていきます。

3,000万円必要なのか。

5,000万円必要なのか。

それとも、もっと少なくても可能なのか。

生活費、年金、NISA、投資収入、現金などを組み合わせながら、普通の会社員でも現実的に目指せる「カメさん流・50歳セミリタイア計画」を詳しく考えてみたいと思います。

第2章 50歳でセミリタイアするにはいくら必要?3,000万円・4,000万円・5,000万円で考えてみた

第1章では、50歳で完全FIREを目指すのではなく、

「会社を辞めても困らない状態を作る」

という私なりのセミリタイアについてお話ししました。

では、ここからが一番気になるところです。

50歳でセミリタイアするには、実際いくら必要なのでしょうか?

3,000万円?

5,000万円?

それとも1億円?

ネットで「FIRE 必要資金」と検索すると、いろいろな金額が出てきます。

その中でも有名なのが「年間生活費の25倍」という考え方です。

年間300万円で生活するなら7,500万円。

年間400万円なら1億円。

これを見ると、

「やっぱり普通の会社員にはFIREなんて無理じゃないか……」

と思ってしまいますよね。

でも私は、50歳のセミリタイアを考える場合、必ずしもこの計算だけで考える必要はないと思っています。

なぜなら、日本には公的年金があります。

さらに人によっては企業年金、確定拠出年金、個人年金保険、退職金などもあります。

つまり、50歳から一生分の生活費をすべて自分の金融資産だけで用意する必要はないのです。

大切なのは、

「50歳から年金を受け取るまでの期間をどうやってつなぐのか」

という考え方です。

私はここを理解すると、50歳セミリタイアが一気に現実的になると思っています。


50歳から65歳までの「15年間」が最大のポイント

2026年現在、公的な老齢基礎年金は原則として65歳から受給する仕組みになっています。

もちろん条件を満たせば60歳から繰上げ受給することもできますが、その場合は受給額が減額されます。

逆に66歳以降へ繰り下げれば受給額を増やすこともできます。

つまり50歳で会社を辞めた場合、まず考えなければならないのが、

50歳から65歳までの15年間をどう乗り切るか

という問題です。

例えば月20万円で生活するとしましょう。

年間では240万円です。

単純計算すると、

240万円×15年間=3,600万円。

これだけを見ると、

「やっぱり4,000万円近く必要じゃないか」

と思います。

でも実際には、もう少し複雑です。

50歳から65歳までの間も資産を運用することができます。

配当金が入るかもしれません。

副業収入があるかもしれません。

週に2~3日程度働くこともできます。

そして60歳以降に個人年金や企業年金などが受け取れる人なら、必要な取り崩し額はさらに少なくなります。

つまり、

生活費240万円×15年=必要資金3,600万円

と単純に考える必要はないのです。


資産3,000万円なら50歳セミリタイアは可能なのか?

まずは金融資産3,000万円で考えてみましょう。

月20万円、年間240万円の生活を続けて、運用益をまったく考えずに取り崩した場合、

3,000万円÷240万円=12.5年。

単純計算では62歳半ほどで資産がなくなります。

これでは65歳の年金開始まで届きません。

しかも実際には税金や社会保険料、家電の買い替え、病気、旅行、住宅修繕などもあります。

そのため、

「3,000万円あるから50歳で完全リタイアして、あとは何もしない」

という計画は、私は少し怖いと思います。

しかし、これが「セミリタイア」なら話は変わります。

例えば月20万円の生活費のうち、月5万円を副業やアルバイトなどで稼げたとします。

資産から取り崩すのは月15万円。

年間180万円です。

すると、

3,000万円÷180万円=約16.7年。

単純計算なら66歳を超えるところまで届きます。

さらに資産の一部を運用して利益や配当が得られれば、資産寿命を延ばせる可能性があります。

もちろん運用益は保証されません。

だからこそ3,000万円で50歳セミリタイアをするなら、

「完全に働かない」ではなく、「少し働く」

ことが重要になってくると思います。

週5日働いていた人が週2日になるだけでも、自由時間は劇的に増えます。

私はこれでも十分FIREに近い生活だと思っています。


資産4,000万円になると選択肢がかなり増える

次に4,000万円です。

月20万円、年間240万円を単純に取り崩すと、

4,000万円÷240万円=約16.7年。

これなら50歳から66歳を超えるところまで計算上は持ちます。

65歳から公的年金を受け取れるのであれば、一つの目安としてかなり現実味が出てきます。

ただし、私は4,000万円をすべて現金にして毎月取り崩していく方法は考えていません。

例えば生活費数年分は現金として確保する。

残りは株式や投資信託などで運用する。

配当などの収入も利用する。

こうすれば、資産を使いながら同時に育てることもできます。

ただし、ここには当然リスクがあります。

株式市場が毎年上昇するわけではありません。

セミリタイア直後に大暴落が来る可能性だってあります。

だからこそ50歳時点では、

「増やすためのお金」と「絶対に減らしたくない生活資金」を分ける

ことが重要だと思っています。

例えば50歳から数年間の生活費を現金や値動きの小さい資産として持っていれば、暴落したからといって株を慌てて売る必要がありません。

相場が回復するまで待つことができます。

FIREでは「平均利回りが何%になるか」以上に、

暴落したときに株を売らなくても生活できるか

ということが重要なのです。


5,000万円あれば完全FIREできる?

では5,000万円ならどうでしょうか。

年間240万円を取り崩した場合、

5,000万円÷240万円=約20.8年。

運用益ゼロでも単純計算なら70歳頃まで持つことになります。

65歳から年金を受け取れば、資産の取り崩し額は大幅に減ります。

さらに月5万円程度でも収入があれば、

年間生活費240万円-年間収入60万円=180万円。

5,000万円÷180万円=約27.8年。

かなり余裕が出てきます。

もちろんこれは税金、社会保険料、インフレ、臨時支出などを無視した単純計算なので、「5,000万円あれば絶対安心」という意味ではありません。

しかし50歳で5,000万円の金融資産があり、住宅費が大きくなく、毎月の生活費を20万円程度に抑えられ、さらに少額の副収入があるなら、

セミリタイアはかなり現実的な選択肢になる

と私は考えています。

そしてここで重要なのは、

「5,000万円貯まるまで絶対に会社を辞めない」

と決めつけないことです。

資産4,000万円+月5万円の収入。

資産3,500万円+月10万円の収入。

資産3,000万円+週3日の仕事。

こうした組み合わせでもいいわけです。

FIREの形は一つではありません。


私が「月10万円の不労所得」にこだわる理由

私が資産額と同じくらい重要だと思っているのが、毎月入ってくる収入です。

例えば投資や副業などから月10万円が入る状態を作れたとします。

年間120万円です。

生活費が月20万円なら年間240万円ですから、

240万円-120万円=120万円。

資産から取り崩す金額は年間120万円だけになります。

4,000万円の資産があれば、

4,000万円÷120万円=約33年。

もちろん実際には投資収入が毎年一定とは限りませんし、配当の減配や為替変動などもあります。

しかし、

「年間240万円必要な人」と「資産から年間120万円だけ取り崩せばいい人」では、FIREの難易度がまったく違います。

だから私は、50歳までに金融資産を増やすことだけではなく、

毎月お金が入ってくる仕組みを作ること

も大切だと思っています。

配当金でもいい。

投資信託の計画的な取り崩しでもいい。

ブログ収入でもいい。

週に少し働いてもいい。

いくつかを組み合わせてもいい。

むしろ一つの収入源に依存しない方が安心です。

会社員時代は給料という一本の太い柱があります。

セミリタイア後は、それを何本もの小さな柱に分けるイメージです。


ただし「高配当=安全」ではない

ここで注意したいのが、不労所得を増やしたいあまり、利回りだけを追いかけてしまうことです。

年利10%。

年利15%。

毎月高額な分配金。

こういう商品を見ると魅力的に感じます。

私も高いスワップや配当には魅力を感じます(笑)。

しかし利回りが高いものには、それだけ高いリスクがある場合がほとんどです。

高配当株なら減配や株価下落。

外国資産なら為替変動。

高金利通貨なら通貨そのものの下落。

投資信託なら元本を取り崩すような分配が行われる場合もあります。

50歳からの資産運用で一番避けたいのは、

「早く不労所得を増やしたい」という焦りから、大きなリスクを取って資産そのものを失うこと

だと思っています。

20代なら失敗しても働いて取り戻す時間があります。

50代では、その時間が短くなります。

だから私は、セミリタイアが近づくほど「いくら儲かるか」より「大きく失わないか」を重視したいと思っています。


50歳・60歳・65歳の3段階で考える

私は50歳セミリタイアの資金計画を、一生分まとめて考える必要はないと思っています。

むしろ、

50~60歳

60~65歳

65歳以降

という3段階に分けると、とても分かりやすくなります。

50~60歳は、まだ公的年金がありません。

ここが最も資産を使いやすい期間です。

そのため現金、投資収入、副収入などを組み合わせて乗り切ります。

60歳になると、人によっては個人年金や企業年金、確定拠出年金などを受け取れるようになります。

そして65歳になると、公的年金という新しい収入の柱が加わります。

65歳以降、仮に公的年金で生活費の大部分を賄えるなら、資産から取り崩す金額は一気に少なくなります。

つまり50歳セミリタイアでは、

「死ぬまでのお金を50歳までに全部用意する」のではなく、「次の収入が始まる地点まで橋を架けていく」

と考えるのです。

私はこの考え方が、とても好きです。

50歳から60歳までの橋。

60歳から65歳までの橋。

そして65歳から先の生活。

それぞれ必要なお金を考えていけば、「1億円なければFIREできない」という思い込みから抜け出せます。


生活費を月5万円下げる効果は、想像以上に大きい

そしてFIREを考えるうえで、投資利回り以上に強力なのが生活費です。

例えば月20万円の生活費を月15万円にできれば、年間では60万円違います。

10年間なら600万円。

20年間なら1,200万円です。

投資で毎年60万円余計に稼ぐのは大変ですが、固定費を見直して支出を年間60万円減らせれば、その効果は毎年続きます。

だからFIREでは、

「資産を増やす能力」と同じくらい「少ないお金でも楽しく暮らせる能力」が強い。

私はそう思っています。

高級車がなくてもいい。

毎日外食しなくてもいい。

ブランド品を買わなくてもいい。

でも旅行はしたい。

美味しいものも食べたい。

自分が本当に好きなことにはお金を使う。

そして興味のないものには使わない。

これは「節約して我慢する生活」ではありません。

自分にとって価値のあるものへ、お金を集中させる生活です。

その結果、月の生活費が下がれば、セミリタイアまでの距離は一気に縮まります。


海外生活という選択肢もある

さらに私が考えているのが、生活する場所そのものを変える方法です。

日本だけで生活する必要はありません。

物価の比較的安い海外で一定期間暮らすことができれば、日本より生活費を抑えながら、ゆったり過ごせる可能性があります。

もちろん海外移住には、ビザ、医療保険、税金、為替、住居、言葉など多くの問題があります。

「海外なら月10万円で豪華に暮らせる」といった単純な話ではありません。

円安になれば現地での生活費は上がりますし、物価そのものも上昇します。

だからこそ私は完全移住だけではなく、

日本と海外を行き来する二拠点生活

も面白いと思っています。

寒い時期だけ海外。

暑い時期だけ日本。

あるいは1年のうち数か月だけ海外で生活する。

会社員では難しかった暮らし方も、セミリタイアすれば選択肢になります。

私はお金そのものが欲しいというより、

こうした「自分で時間と場所を選べる生活」を手に入れるために資産形成をしているのかもしれません。


3,000万円でも5,000万円でも「正解」は人によって違う

結局、

「50歳でいくらあればセミリタイアできますか?」

という質問に、全員共通の正解はありません。

3,000万円でも十分な人がいます。

5,000万円あっても不安な人もいます。

1億円あっても年間1,000万円使えば安心とは言えません。

重要なのは資産額だけではありません。

年間生活費はいくらなのか。

50歳以降も少し働くのか。

住宅費はいくらなのか。

60歳以降に受け取れるお金はいくらなのか。

65歳以降の公的年金はいくらなのか。

投資以外の収入源があるのか。

これらを組み合わせて初めて、自分に必要なFIRE資金が見えてきます。

だから私は、

「○○万円貯まったらFIRE!」

という一つの数字だけを目標にはしたくありません。

それより、

「会社からの給料がなくなっても、お金の流れが止まらない仕組みを作る」

ことを目標にしています。

50歳まで、あと5年。

この5年間で資産を増やす。

同時に支出を整える。

NISAを活用する。

現金も確保する。

投資収入を育てる。

副収入にも挑戦する。

そして50歳になったとき、

「まだ会社を辞められない……」

ではなく、

「会社を続けるのも自由。辞めるのも自由。」

そう言える状態になっていたいと思います。

これが、私の目指しているセミリタイアです。

次の第3章では、いよいよ今回の記事の総仕上げとして、

「FIREまで残り5年。私なら実際に何をするのか?」

を具体的に考えていきます。

新NISAへの投資、現金の確保、配当やスワップ収入、副業、生活費の見直し、そしてセミリタイア直前に絶対やってはいけないことまで。

45歳から50歳までの5年間を「1年目・2~3年目・4~5年目」と時間軸で考えながら、普通の会社員でも実践できる現実的なセミリタイア戦略にまとめたいと思います。

一発逆転ではなく、ゆっくり確実に。

カメさんらしく、50歳の自由を目指して進んでいきましょう。

第3章 FIREまであと5年!私なら50歳までにこの順番で準備する

ここまで第1章、第2章と、50歳でセミリタイアするために必要なお金について考えてきました。

そして最後の第3章では、いよいよ、

「では、残り5年間で具体的に何をするのか?」

について考えてみたいと思います。

FIREというと、どうしても「株でいくら増やすか」「配当をいくらもらうか」といった投資の話ばかりになりがちです。

しかし私自身は、50歳が近づくほど、投資だけではダメだと思うようになりました。

むしろ重要なのは、

資産を増やすこと、守ること、支出を減らすこと、収入源を増やすこと。

この4つを同時に進めることです。

20代なら多少失敗しても、給料で取り戻す時間があります。

しかし50歳直前で資産の大部分を失ってしまえば、セミリタイア計画そのものが何年も後ろ倒しになってしまいます。

だから残り5年間は、「一発当てる投資」ではなく、

50歳になったときに会社を辞めても慌てない仕組みを完成させる5年間

にしたいと思っています。


1年目 まずは「自分はいくらあれば生きられるのか」を知る

FIREを目指すなら、最初にやるべきことは株を買うことではありません。

自分の生活費を知ることです。

これは地味ですが、本当に重要です。

月30万円必要な人と月15万円で生活できる人では、必要なFIRE資金はまったく違います。

例えば年間360万円必要なら、10年間で3,600万円。

年間180万円なら、10年間で1,800万円です。

たった月15万円の差が、10年間では1,800万円もの差になります。

投資で1,800万円増やすのは大変です。

でも生活費を見直すことで、必要な資産額そのものを小さくすることはできます。

だから最初の1年間では、

「現在、何にいくら使っているのか」

を徹底的に把握します。

家賃や住宅ローン。

管理費。

保険。

スマートフォン。

光熱費。

食費。

旅行。

趣味。

税金。

そしてセミリタイア後には、会社員時代とは違う支出も出てきます。

特に忘れてはいけないのが、税金と社会保険です。

会社を辞めれば健康保険や年金の扱いも変わります。

退職した翌年には、前年の所得をもとにした住民税の負担も残ります。

「生活費は月15万円だから年間180万円あれば大丈夫!」

と思って会社を辞めたら、税金や保険料を計算していなかった。

これでは危険です。

だから私は、セミリタイア後の生活費を考えるときには、普段の生活費だけでなく、税金、社会保険、医療費、住宅修繕、家電の買い替え、旅行なども含めて少し余裕を持たせたいと思っています。

FIRE計画では、

ギリギリ生活できる金額ではなく、「少し余裕を持って暮らせる金額」を知る。

ここからすべてが始まります。


2年目 新NISAを「老後資金」ではなく「自由を買う資産」として育てる

生活費が分かったら、次は資産形成です。

2026年現在、新NISAには年間360万円の投資枠があり、そのうちつみたて投資枠が年間120万円、成長投資枠が年間240万円となっています。

非課税保有限度額は1,800万円で、非課税保有期間は無期限です。

これは長期投資をする人にとって非常に大きなメリットです。

ただし、私は「NISA枠があるから全部埋めなければ」とは考えていません。

大切なのは、

自分の余裕資金の範囲で利用すること。

生活防衛資金まで株式へ投入してしまうのは違います。

例えば50歳で会社を辞める予定なのに、49歳時点で金融資産のほぼすべてが株式だったらどうでしょうか。

そのタイミングで世界的な株価暴落が起きたら、生活費を作るために安値で投資信託を売らなければならなくなるかもしれません。

だから私は、NISAではS&P500や全世界株式などの低コストな投資信託を長期資産として育てながら、別に現金も確保しておく方法が現実的だと思っています。

NISAは、

「50歳になった瞬間に全部使うお金」ではありません。

60歳、70歳、80歳まで育てられる資産でもあります。

セミリタイア後も長い人生が続きます。

だからこそ、50歳以降も成長してくれる資産を残しておく。

これが非常に重要だと思っています。


2~3年目 「毎月入ってくるお金」を少しずつ増やす

次に私が作りたいのが、給料以外のキャッシュフローです。

会社員を辞めることが怖い最大の理由は、

翌月から給料が入ってこなくなること

ではないでしょうか。

毎月決まった日に何十万円も振り込まれる。

会社員時代には当たり前ですが、実はものすごくありがたい仕組みです。

セミリタイア後は、この大きな給料をいくつかの小さな収入源に置き換えていきます。

例えば株式の配当。

投資から得られる収入。

ブログなどの副収入。

必要なら短時間の仕事。

一つ一つは月1万円や2万円でも構いません。

仮に、

投資から月3万円。

副業から月3万円。

短時間の仕事で月4万円。

合計すれば月10万円になります。

生活費が月20万円なら、資産から取り崩すのは残り10万円です。

年間では120万円。

これなら資産寿命は大幅に伸びます。

私は「不労所得だけで暮らす」ことにこだわる必要はないと思っています。

完全に働かないことより、

働く時間を自分で決められること

の方がずっと魅力的だからです。


高配当株やスワップ投資は「主役」ではなく補助役にする

私は配当やFXのスワップポイントのような、定期的に入ってくる収入にも魅力を感じています。

毎日、毎月少しずつお金が積み上がっていくのを見るのは楽しいものです。

しかしセミリタイア資金を作るうえでは、高利回りだけを追いかけないことが重要です。

例えば高金利通貨の場合、高いスワップポイントを受け取れても、それ以上に通貨価格が下落すればトータルではマイナスになります。

高配当株も同じです。

利回り5%だから安全なのではありません。

業績が悪化すれば減配する可能性がありますし、株価そのものが大きく下落することもあります。

だから私は、

「不労所得が欲しいから、すべてを高利回り商品へ投資する」

という方法は取りません。

長期資産は低コストのインデックス投資を中心にする。

配当株などを組み合わせる。

高リスクな投資は資産全体から見れば限定的な割合にする。

そして現金もしっかり残す。

こうして役割を分けることが大切だと思っています。

セミリタイア直前に必要なのは最大リターンではありません。

退場しないことです。


3~4年目 現金を「何もしないお金」だと思わない

投資を長くしていると、現金を持っていることがもったいなく感じることがあります。

「この500万円をS&P500に入れたら増えるかもしれない」

「預金していても仕方がない」

そう考えてしまいます。

でもFIRE直前になると、現金の意味が変わります。

現金は利益を生まないお金ではありません。

暴落したときに投資資産を売らずに済むためのお金です。

例えば年間生活費が240万円なら、2年分で480万円。

3年分なら720万円です。

これだけの生活費を安全資産として確保できていれば、セミリタイア直後に株式市場が暴落しても、すぐに株を売る必要はありません。

現金で生活しながら市場の回復を待つことができます。

これは精神的にも非常に大きいと思います。

会社を辞めた翌月に株価が30%下落。

給料はゼロ。

生活費を作るために株を売らなければならない。

想像しただけでも嫌ですよね(笑)。

だからセミリタイアが近づいたら、投資効率だけを見るのではなく、

「何年間、株を一株も売らずに生活できるか」

という視点も持ちたいと思っています。


4~5年目 資産を増やすことより「出口」を完成させる

そして48歳、49歳頃になったら、私は投資のアクセルを少しずつ緩めたいと思っています。

50歳直前になって、

「あと500万円増やしたい!」

とレバレッジを上げたり、値動きの激しい商品へ資金を集中させたりする。

これは一番避けたいことです。

FIRE直前に大きなリスクを取るというのは、ゴール直前で全力疾走して転ぶようなものです。

せっかく20年以上かけて作った資産を、最後の1~2年で大きく減らしてしまったら意味がありません。

この時期には、

「あといくら増えるか」

ではなく、

「今の資産で本当に辞められるか」

を確認します。

年間生活費はいくらか。

現金は何年分あるか。

投資資産はいくらか。

毎年いくら取り崩す予定か。

副収入はいくらあるか。

60歳から受け取れるお金はあるか。

65歳以降の年金見込額はいくらか。

そして95歳、100歳まで生きた場合でも資産が持つのか。

ここまで確認します。

私は50歳になった日に突然会社を辞めるのではなく、49歳頃から「セミリタイア生活の予行演習」をしてみるのも面白いと思っています。

実際に想定している生活費だけで1年間暮らしてみるのです。

例えばセミリタイア後は月15万円で暮らす予定なら、会社員のうちから月15万円以内で生活してみます。

余った給料には手をつけず、投資や現金として残します。

これを1年間続けられれば、

「この生活費なら本当に暮らせる」

という自信になります。

逆に苦しかったなら、会社員のうちに計画を修正できます。


「ブログで月1万円」も立派なFIRE資産

そして私自身、もう一つ育てていきたいものがあります。

それが、このブログです。

ブログ収入というと、

「月10万円!」

「月100万円!」

といった派手な数字が目立ちます。

でも私は最初からそこを目指さなくてもいいと思っています。

まず月1,000円。

次に月5,000円。

そして月1万円。

月1万円でも年間12万円です。

10年間なら120万円。

もし月3万円になれば年間36万円。

月5万円なら年間60万円です。

これはセミリタイア生活では、とても大きな金額です。

しかもブログなら、自分が経験してきた投資、節約、FIRE、海外生活などを記事にできます。

会社員として働いている間に記事を積み重ね、それが50歳以降も少しずつ収入を生んでくれたら理想的です。

この「カメさんブログ」も、私にとっては立派なFIRE計画の一部なのです。

読んでくださっている皆さんがいるからこそ続けられています。

本当にありがとうございます。


そして「海外で暮らす」という選択肢

50歳になったら、私は生活する場所にも縛られたくありません。

日本にずっと住む。

海外へ完全移住する。

この二択で考える必要もないと思っています。

日本に住みながら数か月だけ海外で暮らす。

冬だけ暖かい国へ行く。

物価の安い地域で長期滞在する。

そんな生活もあります。

特にタイなど東南アジアには、日本より生活費を抑えられる地域があります。

ただし、海外生活を「安いから」という理由だけで考えるのは危険です。

為替が円安になれば日本円換算の生活費は増えます。

現地の物価も上昇します。

ビザ、医療保険、税金、住居費なども必要です。

だから海外生活はFIRE資金を劇的に減らす裏技ではなく、

「少ない生活費でも、自分が楽しく暮らせる場所を増やす」

という選択肢として考えています。

日本で月20万円。

海外なら月15万円。

仮に年間60万円違えば、10年間で600万円です。

しかも自分が好きな場所で暮らせるのであれば、お金だけでは測れない価値があります。

50歳以降は、

「どこで働くか」ではなく、

「どこで暮らしたいか」

から人生を考えてみたいと思っています。


50歳で絶対に会社を辞める必要はない

ここまで「50歳でセミリタイアする」という話をしてきましたが、最後に一つ大切なことを書いておきます。

私は、

50歳になったら絶対に会社を辞めなければならない

とは考えていません。

50歳になったとき仕事が楽しかったら、そのまま続けてもいい。

資産がもう少し欲しかったら52歳まで働いてもいい。

週3日勤務のような働き方ができるなら、それを選んでもいい。

大切なのは退職する年齢ではありません。

50歳になったとき、

「生活のために、この会社にしがみつくしかない」

という状態から抜け出していることです。

資産がある。

現金がある。

投資収入がある。

副収入がある。

生活費も低い。

将来は年金もある。

そうなれば、

「辞められない」から「自分で選べる」へ変わります。

私はこの状態こそが、本当の意味でのFIREなのではないかと思っています。


まとめ 私が欲しいのは「お金」ではなく「自由に使える時間」

20代の頃から投資をしていると、どうしても資産額ばかり気になります。

1,000万円。

3,000万円。

5,000万円。

そして1億円。

数字が増えること自体が目標になってしまうこともあります。

でも最近は少し考え方が変わりました。

お金そのものをたくさん持っていても、毎日仕事に追われて自由な時間がなければ、それが本当に豊かな人生なのか。

逆に、ものすごい資産家ではなくても、自分の好きな時間に起きて、好きな場所へ行き、会いたい人に会い、嫌な仕事を断れる。

私はそちらの方が魅力的です。

だから50歳までの残り5年間は、

「もっと儲けるための5年間」ではなく、「自由を買うための5年間」にしたい。

新NISAで長期資産を育てる。

現金を確保する。

配当などの収入源を作る。

高リスク投資に偏りすぎない。

生活費を下げる。

ブログなどの副収入を育てる。

海外で暮らす可能性も調べる。

そして50歳になったら、自分に問いかけてみたいと思っています。

「明日から会社に行かなくても大丈夫?」

そのとき、

「うん、大丈夫。」

と言える自分になっていたら、この5年間の資産形成は成功です。

会社を辞めるかどうかは、そのあと決めればいい。

FIREとは仕事から逃げることではなく、

自分の人生を自分で選べる状態を作ること。

私はそう考えています。

一発逆転なんて必要ありません。

他人と資産額を競う必要もありません。

昨日より少しだけ資産を増やす。

少しだけ支出を減らす。

少しだけ給料以外の収入を増やす。

その小さな積み重ねを5年間続ければ、今とはまったく違う景色が見えているかもしれません。

焦らず、無理せず、でも確実に。

カメさんのようにゆっくりでも、ゴールに向かって進み続ける。

私も50歳のセミリタイアを目指して、これからも資産形成を続けていきます。

このブログでは、その過程も包み隠さず紹介していきたいと思います。

「自分もいつか会社に縛られない生活をしたい」

そんな方と一緒に、少しずつ自由に近づいていけたら嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

それでは、また次の記事でお会いしましょう。

カメさんでした!

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